Kawataka’s diary

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タミヤ1/72 川西 局地戦闘機 紫電11型

紫電改」の次は「紫電」、タミヤの1/72スケールです。

セガワと比べると操縦席周りの再現度が高いような気がする。そのせいか、お値段もちょっと高い。

水上戦闘機「強風」を陸上向けに改造したのが紫電です。
中翼形式のため引き込み脚が長くなり、油圧で伸縮できるようにしたが、それがトラブルを招いた、とのこと。今回作ってみても、脚の長さが目につきました。
意欲的な設計だったが、大戦中期以降の工作精度、品質管理、メンテナンス技術といった観点まで考えるとやや無理があったようです。

また、翼下にぶら下げた機銃は、空気抵抗を考えるといまいちだったかもしれません。後継機種の紫電改では翼内に機銃を収めています。
なんとなく、紫電は戦力化を急ぎすぎたような気もします。走りながら改造していくスタイルで紫電改につなげていった。戦局が待ってはくれなかったということでしょう。
紫電改は実質的に日本海軍最後の制式戦闘機として活躍することになりました。

 

左から、雷電紫電紫電改