10/10の中日新聞によると、名古屋の小中学校に納入されたアスコン製の学習端末で不具合が多発し、結構大きな問題になっているそうです。
不具合発生率は4.5%というから驚きです。22個あったら1個は不具合が発生していることになる。すなわち、一クラスにつき1~2個は故障している。これでは先生たちはつらいでしょうね。
名古屋市としては入札で安かったから選択せざるを得なかったらしく、原因は代理店の調査不足にあるんでしょう。メーカーの安かろう悪かろうを見抜けなかったわけで。(学習資材の納入で結構実績があったらしいが、詰めが甘かった、といわれても仕方がない)
この記事で興味深かったのが、東海地方の学習端末メーカーの比率データでした。
アップル 47%
レノボ 13%
富士通 11%
NEC 8%
ダイナブック 6%
ASUS 5%
マイクロソフト 4%
日本HP 3%
エイサー 3%
アスコン 1% (10/10中日新聞朝刊から)
延べメーカー数を母数として比率を算出した結果です。
約半数がアップルとのことでした。
実数のデータがないから、小中学校生の半数がMacOSを使っているとは言えないのですが、アップルがいろいろな現場で使われていることはわかります。さすがiPhone大好きの日本です。
20年前は、Macがあるのは大学の理系研究室とか一部だけだったんですが。時代は変わるものです。
そして、アップル製品の不具合発生率は0.07%らしい。そのまま計算すると、10,000個につき7個、1,400個につき1個の不具合発生で、一つの学校につき一個発生するかどうか、ということになります。恐るべし、アップルの品質管理能力。
(これも実数データがあるといろいろと解釈できるんですが)