Kawataka’s diary

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神戸高校吹奏楽部 春の定期演奏会

朝から雨が降って肌寒い一日でした。今日は三重県立神戸高校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。場所は去年に引き続き鈴鹿市民会館です。ここは高校に近いから便利。 
神戸高校は夏のコンクールでは3年連続で東海大会に出場している実力校です。さすがにお客さんの入りも多く、ホールは7~8割くらい埋まっていたようです。

入場が面白くて、客席にパートリーダー達が分散配置され、ベートーヴェン歓喜の歌を演奏し始めると部員が入場して着席、最後は全員で歓喜の歌を演奏して入場完了、という流れでした。ナイスな演出でした。

第一部はクラシック。
 ・バレエ音楽「三角帽子」より
 ・歌劇「道化師」より
 ・スラブ行進曲
三角帽子は50名くらい、道化師は40名くらい、最後のスラブ行進曲は60名弱での演奏。道化師と三角帽子は1年生メインと2年生メインという感じに編成を分けていたのかもしれません。三角帽子の金管高音が特に良かったです。人数の少なさを感じさせませんでした。
スラブ行進曲は気合が入ってました。特によかったのがTrumpetとPiccolo。(神戸高校のTpはいつでもどこでもどんな音でも外しません。安心して聴けます。こういうところに実力の差があらわれると常々思っています。)それから低音。冒頭の低音の旋律とおなじみのロシア国歌のメロディ、この曲は低音パートの見せ場が多いと思いますが、低音はみんな気持ちよさそうに吹いてました。
※大野先生の指揮がテンポよくて、快速のスラブ行進曲でした。スラブ行進曲はどっしりと重々しく演奏されるものだと思い込んでいたので、新鮮でした。

第二部はOBバンド。ボヘミアンラプソディ、さんぽ、川の流れのように、など。
編成の2割がトランペットで1割が弦バス、という高音&低音重視の編成でした。Tp達はやる気満々でボヘミアンラプソディではガンガン鳴らしてました。楽しそうで羨ましい。

第三部はPops。プリンセスプリンセスのダイアモンドからダ・パンプのUSAまで平成を振り返る曲達。星野源ドラえもん、ダンスがキレッキレでした。

道化師のあとで、セッティングの間を持たせるためにパーカスのパートリーダーがピエロに仮装してジャグリングなど一芸を披露していました。彼は昨年の中日アンコンの金管8金賞チームの一員で、曲の最後に「オーレ!」と声出しをして会場をざわつかせた子です、たぶん。さすがパーカス、できることは何でもやります。
(彼の名誉のために書き添えますが、シンバルもドラムも文句なしの出来でした。)


老若男女問わず来場されているから曲選びも頭をひねったんじゃないかと思いますが、来場者はまんべんなく楽しめたんじゃないでしょうか。お疲れさまでした。