Kawataka’s diary

週末と休日メインで更新中

チャイコフスキーとベートーヴェン

「大序曲1812年」と「ウェリントンの勝利」、名高い作曲家のお二人が、ロシアとイギリスの勝利を記念して作った曲です。
戦った相手は、もちろんフランス軍を率いるナポレオン。

当時、戦争に勝つたびにこんな感じで祝勝曲が作られていたんでしょうか。映画もない時代ですし、勝利を音楽で表現するっていうのが流行りだったのかもしれません。
まあ、演奏会を開いたら満員御礼で儲かったでしょうね。誰だって勝ち戦の気分を味わいたいでしょうから。
ウェリントンの勝利には小銃の発砲音が使われています。序曲1812年の大砲といい、こういう演出も好まれたんでしょう。

しかし、自分の敗戦を記念した曲が作られ、しかも200年も残るというのは、さすがにナポレオンがかわいそうな気もする。

f:id:Kawataka:20201114173203j:plain

この2曲を組み合わせてCDを作るのはセンス良いと思いました。でも、フランスでは売れないかも。