F1日本GP、観てきました。濃密で面白かった。
今年のF1は台風の影響で予選と決勝を一日で実施することになり、ポルシェカップがなくなるなどプログラムが大幅に変更となりました。ちょっと残念ではありますが、コンパクトで密度が濃い日本GPとなりました。
強風のためか、予選スタート直後に最終コーナー立ち上がりで2台コントロールを失いコースアウト、いきなり赤旗中断という状況、追い風を受けるとダウンフォースがかからず、不安定になるらしい。
予選ではフェラーリ2台が速さを遺憾なく発揮して1,2番手を独占しました。S.ベッテルはコースレコードを更新!速かった。
フェラーリが鈴鹿の予選でフロントローを獲ったのは2006年以来とのこと。2006年と言えばF.マッサとM.シューマッハです。私はグランドスタンドS2席で観ていました。あれから13年、月日の経つのは早い。
予選終了後 フェラーリのS.ベッテル シケイン出口にて。コースレコード更新でポールポジション!手を振ってくれています。今年のフェラーリは車の塗装色がちょっと鈍い感じになっています。
ハースのK.マグヌッセンがメインストレート直前でコースアウト。でも自力でピットまで走って帰ってました。このちょっと前にR.クビサもほぼ同じ場所でタイヤバリアにクラッシュしていました。
予選の結果です。あれっと思いません? なんと5位と6位のタイムが1/1000まで同じなんです!
しかし、決勝では、S.ベッテルが痛恨のスタートミス(!)、さらに2番手のC.ルクレールは2コーナーで接触事故(!!)ととことんツキに見放されていました。
優勝は3番手スタートのB.ボッタス。メルセデスは強い。
ただし、終盤、L.ハミルトンの猛追をベッテルが抑え込み、2位表彰台を死守しました。しびれました。メルセデスのワンツー表彰台を意地で阻止したんだから、大したものです。(ハミルトンもあまり無理しなかったようには見えました)。フェラーリはレース中盤から俄然速くなっていました。路面が良くなったからか、燃料を消費して軽くなったらバランスが良くなったからか。
ルクレールも健闘しました、いったん最下位まで順位を落としたが、右のサイドミラーを落としながらも力走して6位でフィニッシュ。ルクレール、将来有望です。
15:33 シケインにて。ハミルトンとベッテルの攻防。しびれました。
今年の鈴鹿F1は人が多かったように思います。ホンダ応援席がほぼ満席でしたし、やっぱり日本メーカーが出ると観客が増えるみたいです。あとは日本人ドライバーが出てくれるとよいのですが。
また、子連れ観戦が多いのもすっかり定着したように思います。良いことと思います。