この曲は古い曲ですが吹奏楽曲としては非常に有名で、今でも定期演奏会で聴く機会があります。私も、四半世紀前に、高校吹奏楽部で吹きました。
金管木管打楽器問わず全パートに見せ場があります。なので人気のある曲となっているんでしょう。特に、普段は地味なTubaにもメロディーがあるのは良いです。第一組曲のシャコンヌの出だしと第2組曲のマーチの出だしはTubaの見せどころ。どちらの組曲も先陣切って吹くのがTubaっていうのが良い。ホルスト先生、金管低音の気持ちをよくわかっていらっしゃる。そして第2組曲のEuphのソロはすばらしい。さほど難しくはなく、Euphの柔らかな音色が響き渡る本当に素敵なメロディです。Euphが吹きたくなります。
先日以来、アマゾンで中古CDを買い漁っていまして、この曲のCDも200円ちょっとで購入することができました。アメリカからの輸入盤、指揮はFrederick Fennell、クリーブランド管弦楽団、1978年の録音。満足のCDでした。
(第2組曲のマーチのラストでTpが音を外しているような気もしますが、スコアが手元にあるわけでもなし、どれが正解かわからないので、気にしない。)
アマゾンの中古CDはお買い得です。状態に外れがあるときもありますが。