Kawataka’s diary

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7/8 大和西大寺駅前

国会議員の安倍元首相が手製の銃で撃たれました。背後から、おそらく3mくらいの距離から撃たれています。悲惨です。
無防備の人を無警告で後ろから撃つ、卑怯この上ない。

 

 

 

 

写真を見る限り鉄パイプを2本並べてガムテープで固定した程度の手製銃。銃口からもうもうと白煙が上がっているので無煙火薬ではない。恐らく黒色火薬、花火の火薬を集めたか。銃声も、乾いた鋭い音ではなくて、籠ったような火縄銃のような轟音。

こんな短銃身の手製銃には命中精度という概念はほとんどないです。複数の弾丸を込めておいて、数撃ったらどれかがあたるかも、くらいの精度。マスコミ記事では便宜的に「散弾銃」と呼ばれていますが、複数弾を撃てるから散弾銃と呼んでいるだけで、銃口には散弾銃のようなチョークはついていませんから、散布パターン調節という概念もない。とにかく原始的な銃で、5mも離れたらまず当たらないと思います。
 カリブ海でパイレーツが活躍した大航海時代のピストルが似たような感じですが、当時、ピストルは相手の体に銃口を押し付けて撃つものだったと聞いています。
距離を取ったらまず当たらないから。
 18世紀にフリントロック式ピストルでの決闘が成り立ったのも、当時のピストルの命中精度が低かったから、のはずです。必ず当たってしまうのなら、名誉と勇気を示すための決闘ではなくて単なる殺人です。

とにかく、手製銃に命中精度なんてないんです。
複数弾を込めたとは言え至近距離まで近づかれていなかったら命中しなかったと思う。接近を制止できなかったのは。。。