Kawataka’s diary

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DD51 四日市駅 その3

今日がDD51定期貨物便の最終日。会社帰りにJR四日市駅を出る最終便を見てきました。

19時過ぎ、四日市市内は強めの雨が降っていましたが、20人弱がホームの北端に静かに集まっていました。JR東海の駅員さんやJR貨物の職員さんと思しき人々も。

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下り列車のヘッドライトで鈍く光るDD51-857号機。2088列車、コンテナ牽引。

 

当然ながら機関車の周りは真っ暗、信号が赤く光るだけ。
会話する人もあまりおらず、雨の降る音と時おり列車進入を告げる自動アナウンスの中、アイドリング中のエンジンの音が低く響いていました。

 

 

19:08、出発信号が緑に変わると、長めに汽笛を鳴らし、V12ディーゼルエンジンの回転数を上げてゆっくりと出発していきました。
「大変お待たせいたしました。ただいま最終列車が発車しました」との構内アナウンス。
見送る皆さんは一様に無言、列車が見えなくなってからパラパラと控えめな拍手。

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関東では特急のラストランで大騒動だった駅もあったみたいですが、JR四日市駅は非常に静かでした。いかにも貨物機らしい、落ち着いたラストランでした。