Kawataka’s diary

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1812年 その2

チャイコフスキーの序曲「1812年」、陸上自衛隊の野外音楽会では、実際に野砲を使うことがあります。Youtubeで聴くことができまして、155mm、105mm、120mm戦車砲といくつかパターンがあるようです。射撃指揮官が旗を振り下ろして射撃のタイミングを指示するのがいちいち面白い。


チャイコフスキーの時代のカノンは前装式の青銅製と思うのですが、どの程度の砲を想定して作曲したんでしょうか。盛大に演奏しようという意図と思うので、100mm以下の小口径ではなくて、120mmクラスとか150mmクラスと思うのですが、とすると、現用では155mmが口径的には近いんでしょうが、Wikiによると、自衛隊の155mm(FH70)では大音量すぎて聴衆に影響が出たとのことですし、確かに大きくて重く、発射速度も遅くて音楽会向きではない。また、音楽会のために戦車を6両もそろえるのは大変、ということで、現在なら、コンパクトで射撃速度も速い105mmりゅう弾砲が妥当なんでしょう。