Kawataka’s diary

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アナと雪の女王2

先週の日曜日、白子高校コンサートの前に、アナと雪の女王2を家族で観に行ってきました。
朝9:15~の字幕版です。混んでいるだろうと思ったのですが、意外にも観客は10名くらいとガラガラでした。チケット売り場は長蛇の列でしたが、どうやら吹き替え版のほうが混んでいたようです。

 

前回のテーマは姉妹の誤解と和解でしたが、今回は先祖の過ちの是正がテーマです。姉妹げんかは分かりやすいけど、今回は結構難しい。ちびっ子には説明がいるかもしれません。
とにかく、エルサは自国を放り出して旅に出てしまい、アナがそれを追いかける、っていうのは前作と同じ。エルサが自分独りで抱え込んでしまうのも前作と同じ。
最終的には二人で協力して難題を解決しました。姉妹の固い絆万歳、めでたしめでたし。
この二人、白馬の王子様の助けを待つ様子はさらさらなかったです。エルサなんて自分で馬を乗り回してましたし。

脇役で一番印象に残ったのは、数十年もの間、閉ざされた森の中で戦い続けたマティアス中尉(Lieutenant Destin Mattias)。帰れる見込みのない中で命令を厳守し部下を指揮して戦闘を継続するのは相当に大変だったはず。帰還して将軍に昇進していましたが、当然でしょう。

Into the UnknownはLet it Goほどのインパクトが無かったです。Ah~という謎の声が不気味さを醸し出してしまうのがいまいち。今回はあまり流行らないかもしれません。

 

※2歳くらいの女の子が親子連れで来てまして、エルサが走るシーンで一緒にスクリーンの前を走ったり、「エルサ!」って叫んだり、楽しそうでした。
鑑賞マナーとしては良くないとは思いますが、個人的には全然OKでした。観客は少ないし、ちびっ子はじっとしていられないのは当然だし。

三重県立白子高校吹奏楽部 冬の定期演奏会

今日の午後、白子高校の吹奏楽定期演奏会へ行ってきました。
場所はいつもの三重県文化会館大ホール、1階席はほぼ満席、相変わらずのハイレベルな演奏で楽しませていただきました。

第一部はクラシックステージ、第二部はマーチングステージ、第三部はポップスステージ。
14:00開演で終わったのが16:50頃、二部と三部の間に15分の休憩を挟んだだけでほぼ休みなし、アンコールは3曲くらい、合唱もあり。最後にサンタ帽子をかぶってクリスマスソングで締めていました。

3年生は今日で引退とのこと、3年間お疲れさまでした。

 

 第Ⅰ部
 序曲「ザンパ」
 ダッタン人の踊り
 マーチ「エイプリル・リーフ」
 ヴェルディのレクイエム

第Ⅱ部
 YMCA
 サウンドオブミュージック
 銀河鉄道999タケカワユキヒデ)

第Ⅲ部
 GO WEST
 メインストリートエレクトリカルパレード
 白子ワールド
   横浜銀蝿 漢の勲章
   3年A組 朝礼体操
   ラグビーW杯 ヴィクトリーロード(カントリーロード
 アラジンメドレー
 クイーンのROCKコレクションvol1
 オネスティ
 かっぽれ佞武多
あとアンコールが3曲くらい、盛りだくさんで良くわからず。。。

 

 第一部は50数名。コンクール大編成くらいの人数。4曲を休憩なしメンバー入れ替えなしのぶっ通しで演奏してました。結構大変だったのでは。お疲れさまでした。
ダッタン人の踊りをライブで聴きたいと思っていたところだったので聴けて良かった。クラリネットの細かい指使いに感動し、オーボエ、フルート、ハープ、イングリッシュホルンの掛け合いが楽しめました。
エイプリルリーフとレクイエムは今年の朝日コンクール曲ですが、ダッタン人の踊りは今年の中日コンクールでは演奏していません。どこかのコンサートで演奏したのか、定演のために新曲を練習した?結構難しい曲と思うんですが。

第二部はステージでマーチング、40名くらい、ステージでは結構狭そうでしたがうまく動きを工夫していたようです。白子のマーチングバンドが体育館で思いっきり動くところを見てみたいものです。

 

第三部は100名超、皆さんノリノリで楽しそうでした。エレクトリカルパレードでLED電飾を身に着けて踊ってみたり、横浜銀蝿っぽく学ラン着てみたり、ラグビーしてみたり。
あと、情熱大陸とかコパカバーナとかプログラムにない曲も適当に混ぜていました。
どの曲もさらっと何気なく演奏しているんですが、レベルが高い。トランペットの安定した高音、透き通ったフルート、吠えるホルンにしびれました。
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※白子高校は、県立高校としては珍しく普通科吹奏楽コースを設けています。各学年40名位らしいので一学年で一編成が組める感じ。
音楽科を持つ県立高校はちょくちょくあると思いますが、普通科吹奏楽コースを設けるのは他県ではあまりないかもしれません。吹奏楽に打ち込みたいという人にはうってつけですが、パンフレットによると年間60回以上もコンサートや合同演奏会があるらしく、大変。でもこれだけ場数をこなすと相当に鍛えられそうです。さらに、隔年でドイツに遠征するとか。。。

ダロワイヨのオペラ

東京出張した帰りに東京駅で購入しました。ダロワイヨのオペラです。

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出張のお土産に最適です。コンパクトでかさばらず、おいしい。
東京駅ならグランスタ、品川駅ならエキュート品川、改札を出なくて済むので便利ですが、グランスタは新幹線ホームから遠いのがちょっと難点。毎回小走りになります。

数年前は1,000円(税別)でした。まさにお手軽価格でした。が、今は1,296円(税込)となっており若干価格アップしています。お手軽感がなくなりつつありますが、世界的にカカオの価格が上がっていると聞いたことがありますので致し方ないでしょう。

ダロワイヨではマカロンも売っていますが、やっぱりオペラが一番。

 

 

オペラつながりで「The Phantom of the Opera オペラ座の怪人」メドレー、吹奏楽Ver。定期的に聴きたくなる曲です。
昔々演奏したのですが、編曲がたぶんこれとは異なります。冒頭はEuph.がゆったりとソロを吹いてから、おなじみのメロディをみんなでffで吹き鳴らした記憶があります。

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善の研究(西田幾多郎)

西田幾多郎の「善の研究」、森見登美彦の「四畳半神話大系」で小津君と二人で哲学の道で読もうとして挫折した本です。大変難しい本であったとか。

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先月古本屋で入手して読んでみましたが、なるほど確かに難しかった。これまでに読んだ岩波文庫の中では断トツに難しい本でした。

意志といえば何か特別なる力がある様に思われているが、その実は一の心像より他の心像に移る推移の経験に過ぎない、あることを意志するというのは即ちこれに注意を向けることである。(P.41 意志)
とりあえず一文を抜いてみましたが、難解です。全編にわたってこんな感じです。
すぐ後で、意志と知識との区別はないと書かれているから、意志は知識であり推移を認識すること、である。
なんとなくわかったような気がするけれど文章にできない。ということは完全に理解できていないということなんでしょう。

表題の「善」とは何か?というと以下の通りですが、たぶん1フレーズを抜き出すだけでは誤認してしまうと思います。前後も読んでおかないと。単純な「善とは・・・」という解説本ではない。
善とは意志の発展完成 P.189
善とは先ず種々なる活動の一致調和或いは中庸 P.195 

善とは一言にていえば人格の実現 P.216
真の善とは真の自己を知るというに尽きて居る P.221
個人的善に最も必要となる徳は強盛なる意志である。P.209

この後、我々の真の自己は宇宙の本体である(P.221)と続き、神や宗教まで説く。
後半は哲学というよりは宗教学に近い気がしました。当時は哲学の学問領域があいまいだったのかもしれません。

一社会の中に居る個人が各々充分に活動してその天分を発揮してこそ、始めて社会が進歩するのである。個人を無視した社会は決して健全なる社会といわれぬ。P.209
このあたりは非常に身近な内容です。個人を無視した社会は健全ではないというのは今も変わりません。

 

繰り返し読んだら格段に理解が深まりそうな気がしますが、今はギブアップです。また機会があれば、立ち戻って読むことにします。

 

 

リンゴ再び

昨晩は招待講演の懇親会、二次会に参加したらバー(スナック?)カラオケを歌うことになりました。じっくり選曲する余裕はなく、他メンバーが自分よりも年上なので、えいやっと中島みゆきで押し通すことにしました。「宙船」と「空と君の間に」を勢いで続けて歌ったら喉を傷めまして、今日は一日のど飴生活。それにしてもなんでバーには焼酎かウイスキーしかないんでしょう。もうちょっと緩いお酒があっても良いのに。

 

今日は朝から実家へ。リンゴの消費ペースが速いので実家に残してきたリンゴを取りに行ってきました。一箱貰ってきたので年内は持つはずです。

夜は時間があったのでユニクロとGUへ。通勤時の防寒用の手袋を買う予定でしたが、スキー用の防水防寒の手袋にしたほうが良いかも思い、結局買わずに帰ってきました。

りんご狩り

毎年恒例のりんご狩り。

朝6時に家を出て、実家経由で長野の宮川に着いたのが10時前、30分ほどで一本分のリンゴを収穫して撤収。台風の影響があったようで傷入りが多かったのと個数も少なめでした。中央道は空いていて、14時には実家に帰宅。
リンゴを選別し、段ボール一箱分を貰って帰ってきました。それから野菜やお土産もいろいろ。

みんながお達者なら、来年もまた。元気なうちにできることをやっておく。

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コストコのマフィンと敷島パンの食パン

コストコブルーベリーマフィン、しっとりして美味しいです。

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先日の土曜日、ふらっと近所のスーパーを訪れたら、コストコの食品を販売していました。最初、駐車場でマフィンを抱えて歩く人々を見て、思わず二度見しました。マフィンとパンケーキを購入、週末のおやつとして美味しくいただきました。

ビジネス会員として商品を仕入れて売っていたようです。初めてのイベントなので慎重を期したようで、クロワッサン、マフィン、お菓子、ピザ、ケーキなど売れ筋だけをそろえていましたが、次回はチーズやソーセージも仕入れていただきたく。期待しています。

コストコ岐阜羽島と愛知知多に店を構えていますが、三重県にはまだ出店していません。土地はいっぱいあるから期待しています。

 

 

こちらは敷島パンの食パン包装から。超熟は特許取得済み、だそうです。
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特許情報プラットフォームhttps://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0000で特許5210916号を検索したら製法特許でした。
製法で権利化するとはよほど自信があるのか*1、あるいは当業者にとっては当たり前のことしか書いていないのか。

5210916号  請求項1の要旨
・中間生地材料準備 小麦粉食塩米粉
・熱水混捏
・冷却保存 -5~10℃で24~72時間
・温度調整 15~30℃温蔵庫
 ここまでを中間生地として
・この中間生地を最終生地の一部に用いることを特徴とするパンの製造方法

実施例は具体的に生地の製造法を書いています。一見すると簡単に作れそうなのですが、明示されていないノウハウ事項があるのかもしれません。あり得そうです。

 もう少しデータベースで調べたら、敷島製パンの【特開2005‐73518】がよく似た内容でした。ただし、【特開2005‐73518】では小麦粉脱脂粉乳熱水を混ぜて中間生地を作り、それを小麦粉、米粉食塩イースト等と混ぜて最終生地を作るとしていて、本願とは原料の混合順序が異なっている。
本願は中間生地に脱脂粉乳は加えずに食塩を加えています。食塩を加えて雑菌の繁殖を抑え、脱脂粉乳はタンパク質が熱水で変性して風味を阻害するから加えない、と記載しており、このあたりの発見がポイントのようです。

 

*1:製法特許の場合、他社の権利侵害を調査するのが結構難しく、効力が薄いことが懸念されます。ともすれば自社ノウハウを開示して終わることになる。物質特許であれば組成分析すれば侵害有無を判定できるのですが。