Kawataka’s diary

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郵便少年(森見登美彦)

郵便少年、森見登美彦著。

本棚を整理していたら出てきました。10年以上前にお菓子かなにかのおまけでついてきた文庫だったと思います。いや、お菓子がおまけだったかもしれない。

ペンギン・ハイウェイ」の世界が舞台で、梨木香歩の「西の魔女が死んだ」をちょっと思い出させる短編でした。ペンギンもちゃんと出てきます。

郵便少年は、後で文庫本「ひとなつの。 真夏に読みたい五つの物語 」に再録されました。この文庫本は5名の短編の集成で、残りの4つも切なさが残ります。夏の終わりにおすすめです。