Kawataka’s diary

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カーキ色

ウクライナのゼレンスキー大統領がG7広島サミットに飛び込みで参加しました。20日の午後フランス機で広島空港へ、タラップを足早に降りてきた大統領の服装はスーツではなくていつも通りの作業服でした。濃茶色の。
今日の夕方に広島の原爆資料館を訪れたときは黒いトレーナーに着替えていました。敬意を表したか。さすがです。衣装の選び方をよくわかっている。

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新聞やネットニュースではゼレンスキー大統領の服装について「カーキ色の上着」と書きますが、カーキ(Khaki)はもともとはインド辺りの乾燥地帯の土の色、イメージ的にはベージュです。昨日の服の色はカーキと呼ぶよりは焦げ茶もしくはオリーブドラブかな、と思います。
軍服(戦闘服)の色を、緑系でも茶系でもとりあえずカーキと呼ぶ雰囲気がなきにしもあらずですが、本来の色味を知らないのにカーキと呼ぶと訳わからないことになります。他人に伝えるときは見たままに、緑は緑、茶色は茶色って呼んだ方が確実です。

 

なお、オリーブドラブも、元々の米軍指定の色目と陸上自衛隊の色目がかなり違うのでややこしい。