Kawataka’s diary

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海難

1912年4月、北大西洋で客船タイタニック号が氷山と衝突し、沈没しました。当時の海水温はマイナス2℃くらいで、海に落ちたほとんどの人が低体温で無くなりました。ほんの10分くらいで意識を失う温度だそうです。経験したくもないですが。
映画「タイタニック」でケイト・ウインスレットが海の上で数時間生き延びられたのは、板に上がって海水に浸かっていなかったから、そしてほぼ無風だったから、と理解しています。(それでもあの状態で翌朝まで生き残るのは難しかったと思います。)

 

4月に知床半島沿岸で遊覧船が沈没して多数の死者が出ましたが、驚いたことに、この時期の知床の海水温は2~3℃だそうです。この水温では、救命胴衣はほとんど意味ないな、と思いました。
さらに当時の波高は3mだったと言われるともう絶句するほかありません。小さな遊覧船は木の葉のように揺られていたはずです。船酔いで遊覧どころではなかったでしょう。

もしこれが8月だったら、別の結末を迎えることができたかもしれません。