Kawataka’s diary

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四畳半タイムマシンブルース (森見登美彦)

森見登美彦の四畳半タイムマシンブルースです。単行本は買いそびれたので文庫本で買いました。

四畳半神話大系のメンバーが、タイムマシンで昨日と今日を行きつ戻りつする話です。昨日に戻るのは「エアコンのリモコンを救うため」。本当にしょうもない理由です。
最近では下宿生のアパートにはエアコンがあるのは当たり前と思いますが、20年くらい前だとエアコン無しの部屋もあったみたいです。京都の夏は暑いから大変だったでしょう。

冒頭、
ここに断言する。いまだかつて有意義な夏を過ごしたことが無い、と。
で始まります。「私」は相変わらずのヘタレ大学生です。
しかし、最後は成就した恋ほど語るに値しないものは無い。で終わります。この上なくハッピーエンドでした。