Kawataka’s diary

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少女の為のうるさい舞曲集

今朝のNHK第一の7時台のテーマは「うっせぇわをめぐって」でした。小中学生の間でうっせぇわが大人気、でも子供が歌うことに賛否両論ある、という内容。

そう聞いた瞬間に番組の展開がだいたい予想できたのですが、予想通り、尾崎豊の”15の夜”や小島よしおの”そんなの関係ねー”を例示して「昔から子供は流行曲に敏感だった。これを機会に親子でコミュニケーションを取ってみては」とかいう結論でした。
可もなく不可もなし、毒にも薬にもならぬ、いかにもNHKという優等生的な結論でした。

そんな結論はどうでもいいです。
トークよりも面白かったのは、このテーマに入る直前の曲が「少女のためのうるさい舞曲集」というヴァイオリン曲だったこと。当然、「うっせぇわ」に掛けた選曲と思います。そんな曲、よく探してきたものです。
NHKラジオ第一は、時々こういう小ネタを挟んできます。侮れません。

Bach meets Cape Breton. Puirt a Baroque - YouTube

これの2曲目「Lass Blast」だと思います。
Lassはスコットランド方言で少女。Blastは叫ぶとかそういうニュアンスで理解するんじゃないかと思いましたが、そうすると”少女の為の”、というタイトルは意訳かもしれません。タイトル直訳すると「少女が叫ぶ」になるような気がします。

曲自体はケルト調で陽気な感じ、全然うるさくありません。少女が叫ぶのはうっせぇわと同じですが、ネガティブな感じは一切なし。朝一で聴くのにぴったり。