Kawataka’s diary

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カノン (パッヘルベル)

パッヘルベルのカノン、バロック音楽の中でも有名な曲と思います。山下達郎の「クリスマス・イブ」の間奏に出てきますし。

もともとは弦楽四重奏で、低音で始まってヴァイオリン達がカノンの旋律を次々に引き継いでいく。その下で、低音は一人で和音を繰り返す。ひたすらに。
(90年代の劇場版エヴァンゲリオンでは4人でカノンを合奏していましたが、アスカが、チェロは楽でいいね、ってシンジに言ってました。相変わらず口が悪い。そんな言い方しなくても。。。)

 

 

手元にカラヤンベルリンフィルのカノンが2枚あるのですが、テンポが全く違います。片方が5分20秒、もう一方は4分5秒。最初から最後まで速い。23%増速。
たぶん端折ってないと思うんですが、指揮者は同じなのに、なんでここまで違うのか。
 

パッヘルベルのカノンには速度指定がないらしく、どっちが正解ということはないみたいです。指揮者の気分次第。
しかし、当日いきなり2割増しのスピードで振られたら、それはそれで困るかもしれない。

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左上 カラヤン指揮 〔13〕4分05秒
右上 カラヤン指揮 〔 7〕5分20秒
下  ミュンヒンガー指揮〔1〕は4分30秒、最初は速めで後はゆったり。これと比べても4分05秒は明確に速いです。