雨降りで外出の用事もないのでステイホーム。アマゾンプライムで新海誠を観て過ごしました。
いずれも初見です。映画館で「君の名は。」を観た時に、他の作品も観ようと思いつつ機会を逃したままだったので。
長くても1.5時間だから、すき間時間にちょっと見るにはちょうどいい。
しかし、内容は重い。切なさ満載です。記憶を失うとかすれ違いとか失恋とか体を壊して退職とか。軽くは観れない。「言の葉の庭」なんて、どこに救いを求めたらよいんだろう?
「君の名は。」は、例外的にハッピーエンドだったんですね。ようやく理解できました。
映画公開当時、こんなの新海作品じゃない、みたいな感想があったのも納得です。もし「君の名は。」が「秒速5センチメートル」の流れをそのまま踏襲していたら、二人はすれ違っても声を掛けずに終わったでしょう。そして山崎まさよしの曲で締める。
切なさ満載、これでも良かったかもしれないです。が、リピートしようとは思わないでしょう。
どの作品も鉄道がとてもリアル。通勤電車、改札、ホーム。。。
「雲のむこう」では戦車を鉄道で東京から青森まで輸送していました。ぱっと見は90式、だけどJR貨物で輸送ができるくらいのコンパクトさ。
こちらの世界の74式戦車以降は鉄道輸送を想定していません。狭軌鉄道で輸送できるサイズには収まらないし、道路網の整備が進みトレーラー輸送でも問題ないから。
でも、あちらの世界では鉄道輸送できるサイズの戦車の開発を継続しているみたいです。もしかしたら道路や橋梁の整備が遅れているのかもしれません。