Kawataka’s diary

週末と休日メインで更新中

ムソルグスキー「展覧会の絵」

もしトランペットが吹けたなら、「展覧会の絵」のプロムナードは吹いてみたい曲です。
それからバーバヤーガの小屋からキエフの大門になだれ込んでフォルテで高音を吹き鳴らすのも。

 

組曲展覧会の絵」はもともとはピアノ曲ですが、オーケストラ向けに編曲され、今ではオーケストラ版のほうが有名になったという経緯があるそうです。

私はずっとオーケストラ版しか聞いたことが無かったのですが、先日、ピアノ版のCDを購入しました。

ピアノ版にはオーケストラ版のような華やかさはないのですが、いかにも絵画の展示会という落ち着いた感じがします。なかなか良いです。
プロムナードもピアノで弾くと全く印象が変わります。画廊で絵を鑑賞しながら静かに歩く、すると足音が室内に反響する、そんな雰囲気が良く伝わってきます。
いまさらですが、作者の意図が分かったような気がしました。

f:id:Kawataka:20200216201502j:plain

左がピアノ版、右がオーケストラ版。
ピアノ版は大門のイラストと思うのですが、
オーケストラ版のイラストは一体何なのか、謎です。。。