Kawataka’s diary

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映画「イーグルアイ」とアメリカ国歌

CS無料月間に録画した映画を少しずつ観ています。

「イーグルアイ」
2008年のアメリカ映画。
国防総省の地下に設置された極秘AIシステムが暴走し国会議事堂を爆破しようとする、それを止めようと民間人が奮闘する様子を描いた映画です。
2008年と言うと10年以上前、たぶんツイッターが始まってすぐのころなのですが、SNSを通して密かに監視されている、というのが非常にリアルです。今見ても納得です。

映画のラスト、小学生バンドが国会議事堂で「星条旗」を演奏する場面が出てきます。
トランペットが上のFを吹くと、その音(周波数?)に感応して爆弾が起爆するという結構手の込んだ仕組みでした。
ラストの ”O'er the land of the free”のfreeのところ、フェルマータで伸ばすところが上のF Youtubeで Eagle Eye - Final Scene と検索すると観れるかも。

ペンタゴンのAIがなんでこの音を選んだのか、ちょっとわからなかったです。
この曲で一番高い音がこのFと思います。そんなに難しい音とは思いませんが、ちびっ子トランぺッターが緊張のあまり音を外してしまうリスク、あったかもしれません。
 

 

アメリカ国歌「星条旗」~ 途中から
And the rockets' red glare,
the bombs bursting in air,
Gave proof through the night that
our flag was still there,

Oh, say does that star-spangled
banner yet wave.
O'er the land of the free
and the home of the brave!


米英戦争のマックヘンリー要塞攻防戦を題材にしていますので、
「赤い光を放つロケット、空中で爆発する爆弾、しかし星がちりばめられた旗は自由の土地にひるがえっている!」
っていう歌詞です。
この場合のbombs(爆弾)は英国海軍の臼砲艦(bomb ketch)から発射された榴弾ですし、rocketはそのままロケットです。榴弾が空中で破裂するのは射程が長すぎたためか曳火射撃のためか、とにかく艦砲射撃で一方的に撃ちまくられながら、それでも旗を掲げ続けた。それに感動した、っていう荒々しい歌です。アメリカらしい。