Kawataka’s diary

週末と休日メインで更新中

PC仕事と中日新聞考

今日はカフェで勉強案件を片づけていました。なかなか進捗しませんでしたが。

テレワークは最近の流行りです。
世の中にはテレワークのほうが集中できて効率が上がるという人がいるのは事実です。
ただ、それは、外乱(=突発のトラブルなどの相談事 電話やMTG)がないから進捗が速い、っていうこともあるのでは、と推測しています。突発案件の対応をする人は当然ながら必要だから、チーム全体としてみたら進捗率は差し引きでゼロになっている。マネジメントの難しいところです。

 

 

話変わって4月28日の中日新聞4面 ”ニュースを問う” の「ちはやふる発かるたブーム」 今さらなにを言ってるんだ、って感じが半端ない記事でした。

(略)~まさに真剣勝負そのもので和装の名人、挑戦者らが一瞬の差を競って札を取りあう姿は、映画や漫画の「ちはやふる」が描いた姿のように、美しかった。(略)
この文はとても違和感があります。これではまるで大会が映画にならったみたいに読み取れますが、映画が実際のかるた大会を取材したはずです。逆ですよ、逆。

かるたのクイーン決定戦といえば、和装の女性がコンマ数秒の争いを繰り広げる真剣勝負です。もう10年以上前から一月の風物詩で、関西ローカルのTVニュースでは必ず放映されているはず。上の句の最初の一音を読み上げた時点で手が伸びてかるたが宙を飛んでいるんだから、真剣も真剣、咳払いの余地もないです。
これくらい記者なら当然知っていると思ったのですが、記事の冒頭を読むと「かるた大会なんて子供の遊びでしょ」っていうイメージを今年の1月の時点で持っていたようで、実際に大会を観戦して驚いた、みたいな論調でした。大丈夫か。

アニメによる地域振興を書くなら、大洗とか飛騨高山とか京都宇治とか、言及すべきところはいくつもあるのに、それらをまるで書かない。もしかして知らないんじゃないか、、、大丈夫か。
この記事、来週に続くらしい。逆に楽しみになってきました。

 

 

5/4追記

5月4日の連載小説「逃亡者」劣化ウラン弾核兵器と表現していますが、核兵器の定義は「核反応による爆発を大量破壊に用いる目的で作られた兵器」ですから明確に誤りです。劣化ウラン弾は核反応を利用していません。
これはしばしば議論になるから中日新聞の科学/防衛担当記者は知っているはず。小説なので著者の意図を組んで校正をいれなかったのは理解できなくもないが、解説記事をどこかで入れないと誤解が残ります。大丈夫か、中日新聞