Kawataka’s diary

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実写版 パトレイバー

昨日は寒い一日でしたが、今日は良く晴れて暖かくなりました。

 

先日録画したパトレイバー実写版「首都決戦」を観終わりました。アニメの劇場版2を思い出させる映画でした。良かった。さすが押井監督。
AH-1Sコブラとの空中戦やF2支援戦闘機が首都上空を飛行するシーンはもちろんCG処理されていたと思いますが、ほとんど違和感なかったです。特に2機編隊のコブラが高層ビルの谷間でドッグファイトするシーンは、シンゴジラAH-1S交戦シーンよりもはるかに良くできていました。
シンゴジラは、10式戦車やらMLRSやらAH-64やらマニア受けしそうな自衛隊装備をとりあえず並べて発砲させただけで、戦闘シーンに全くリアリティがなかったです。10式戦車を狭い河原に集結させて統一行動させたシーンとか、一体なんだったんでしょう。ゴジラ相手に観閲式でもしたかったんでしょうか。
あと、公安部のMINIMIとAKで戦闘ヘリを銃撃するときのリアルさ、光学迷彩は結局のところディスプレイだから小銃弾が当たっただけで機能を喪失するところ。そして高速で遠ざかる戦闘ヘリに命中させるカーシャ巡査の射撃技術の凄さ。
ストーリーは若干理解ができないところがありましたが、とにかく映像メインの映画、映像処理技術が監督の要望を満足するくらいに向上したので試みとして実写版を撮ってみた、ということだったんでしょう。良かったです。