Kawataka’s diary

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バンド・オブ・ブラザーズ 4

第6話「衛生兵」、アルデンヌの森で寒さに耐えながらドイツ軍と対峙します。包囲されてあらゆる物資が不足する中、昼夜を問わないドイツ軍の散発的な砲撃で休息もできず、あまりの寒さで凍傷になりかけたり、やけっぱちになって歌を歌ってみたり、どうなってもいいやと夜間に焚火をしてみたり、負傷者を後送しても軍医がおらず、薬品もなく、とにかく苦労する話でしたが、決して戦線を突破されなかった。ドイツ軍も物資が不足していて押し切れなかったこと、連合軍は空から補給を受けられたこと、が大きかったのだと思います。

そして第7話、明けて1945年1月の頭、フォイの町を攻略します。中隊長の無能っぷりをしつこく描いていまして、観ていてつらい。上のヒキで中隊長になってしまった本人が一番困惑していたと思います。
同じようなことは現代の会社でもあります。適性を考えずに人事配置をして、あとは自分で何とかしろって言うのは人事権を持つ人の責任放棄と思います。また、ウインターズ大尉は他人事みたいに眺めていますが、軍隊ってあんなもんなんでしょうか。自分の直属の部下の一人なんだから、少なくとも「無断で前線を離れるな」くらいは指導すべきです。あの有様を放置したから、いざ総攻撃っていうときに中隊が崩壊して慌てることになったんです。下士官兵は被害者ですが、ウインターズ大尉は被害者では無いと思っています。むしろ加害者側。