Kawataka’s diary

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H30年度吹奏楽コンクール 中学A編成 東海大会

うちのJCが東海大会大編成に出場するため、今日は名古屋国際会議場センチュリーホールへ行ってきました。ここは全国大会の会場でもあります。東海大会の会場は各県持ち回り、今年は愛知県で、ラッキーなことに会場がセンチュリーホールだったのです。

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センチュリーホールは映画「響け!ユーフォニアム」でも出てきました。その舞台で自分の子供が演奏するというのは、なんだか不思議な感じがします。


3000名収容ですが、横に広く、奥行きが無いという印象を受けました。ステージまでの距離は三重文よりも近い感じ。そして打楽器、スネアドラムの音がよく響きました。自分の着席位置とパーカッションの位置関係にもよるんでしょうが。

午後の部を通して聴きましたが、さすがに東海大会だけあって、どの学校も、「上手」か「凄く上手」のどちらかでした。

残念ながらうちの学校は銅賞でした。結果発表の際、隣に座っていた他県の学校の父兄の方が、わが校の結果を「C」と聞いて思わず「えっ」と漏らしていた。どうやら演奏を聞いてくれていたらしい。(話しかけてうちの学校の印象をきちんと聞けばよかったです)
2階席で別行動していた知り合いも、まったく同じ経験をしたそうで。近くに座っていた男性2人が驚いていたと。
公平な立場で聴いていた少なくとも3人が予想外の結果だったということで、自分の感覚がおかしいということではないようです。その点は安堵しています。金管の迫力は確かに他校に劣ったが、バランスよくまとめていたと思っています。自分は、銀相当と思いました。お疲れさまでした。

 

朝日賞は、長野代表の鎌田中学校、おめでとうございます。

愛知県の春木中学校が、懐かしの「セントアンソニーヴァリエーションズ」を吹いていました。40名台で人数はあまり多くないのですが、冒頭の金管ファンファーレは、良い音を響かせていました。課題曲の音量を抑え気味にしたのはその準備だったのかな。あと、Hrがいい響きでした(20190428 DVDを見返しましたがラストのホルンはやっぱり良かった)。後半のTubaの見せ場も上手いこと吹ききっていました。聞きながら、自分たちも弦バス一本あったら良かったな、と思い返していました。最後、Tpの音を下げたんですね、たぶん。無理せず吹こうということだったんだと。まとまってました。良かったです。
同校に限らず、金管が上手い学校はもれなく良い成績を残していました。お疲れさまでした。


ひとつだけ気になったことを。
運営がバタバタで楽器の出し入れで舞台が混乱していました。入場を舞台に向かって右から、しかもパーカッションを入れる”前”に管楽器を入場させるというやり方。そして撤収は左側に撤収、パーカッションが出るまで管楽器を舞台端で待機させる、チグハグでした。
※一般にパーカッションは舞台の左側に配置することが多いから、今回の流れでは、パーカッションが撤収し始めるのと管楽器の撤収が被るから、管楽器が待たざるを得なくなります。そうしないと舞台袖の通路をふさいでパーカスが出せなくなるので。右に撤収するなら管楽器は先に出せて問題ないんだけど。次の学校の管楽器が入ってくるから席で待機はできず、どうしても舞台端で待たざるを得ない。そして次の学校のパーカッションが入ろうにも自分たちの管楽器が先に入り込み、椅子の配置のために係員も出入りしている、その中をようやく横切って左側にたどり着いても前の学校の管楽器やパーカスがうろうろしている。流れが滞っていました。舞台上で係員が”大声”で移動の指示を出すのも初めて。
いままで、いくつかの会場で県大会、東海大会、本大会を観てきましたが、楽器出しは左から、撤収は右へ、という流れは統一されていました。それは理にかなった流れでして、生徒たちも戸惑わず動いていましたが、今回の動線は初めてだから、係員が叫ばないとスムーズに動けなかったんでしょう。せめて、パーカスを先に入れたらよかったのに。
椅子や譜面台を運ぶ係員(高校生)の動きもぎこちなくて、譜面台や椅子が足りないと始終バタバタしてました。学校によっては照明がついてから譜面台を運び込んでました。支部大会とは思えないバタバタでした。全国大会ではもうちょっとスムーズにいくことを期待します。

 

10月28日追記
響け!ユーフォニアム2を見返したら、全国大会のシーンで「パーカスの順路違うから気を付けてね」とセリフが入ってました。気にも留めていませんでしたが、そうか、これを注意しろと(?)。相変わらず作りこみの細かいアニメです。