Kawataka’s diary

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吹奏楽フェスタ in 三重

龍谷大学吹奏楽部と中学高校とのジョイントコンサートに行ってきました。場所はいつもの三重文です。
四日市市立内部中、三重県松阪高校上野高校、神戸高校、龍谷大学が順番に演奏し、最後に全員で2曲+アンコール(宝島)でした。

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内部中はコンクール自由曲&課題曲、3曲目は龍大のメンバーが10名くらい加わっての演奏でした。
(内部中は来週、中日コンクール県大会に出るから、その練習も兼ねていたんでしょう。)

龍谷大学は、70人くらいで演奏していました。曲ごとにメンバーが入れ替わっていたようです。全国大会に出場予定とアナウンスされていましたが、その通りの素晴らしい演奏でした。音量勝負ではなく、音の質と技術で圧倒されました。また、大学らしいノリの良さも良かった。Prec.が後ろの方で踊ったりいろいろやってました。
クラリネット・キャンディーはクラリネットパート全員22名(!)が舞台前に出てきてひらひらと軽やかに演奏してました。上手い、レベルが高い。

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全体演奏はやはり龍大主導で、アフリカンシンフォニーは冒頭で動物の鳴き声を模してみたりHrが吠えまくったり、あと、宝島ではTpとTbがキレッキレのスタンディングを見せてくれました。

明日から二学期という中高生の皆さま、お疲れさまでした。

コーヒーサーバー

最近、レギュラーコーヒーを飲む機会が多くなっています。が、コーヒーメーカーを使うのではなく、一杯ずつ、ペーパーフィルターをカップの上に乗っけてお湯を注いでいました。従いましてお湯の量は目分量、エイヤで決めていました。
もう少し淹れ方をカッコよくしたくて、ホームセンターでイワキの耐熱ガラス製の200mlメジャーカップを買ってきてサーバー替わりにしてみました。見た目もいい感じになりましたし、これで、何mlのお湯を入れたかがわかります。
なんとなく化学実験っぽいですが。

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大昔、大学の研究室で濾紙とガラスロートとビーカーでコーヒーを淹れたという逸話を聞いたことがあります。紙の臭みがひどかった、と聞きました。コーヒー用のペーパーフィルターは百均でお安く売っていますが、コーヒーを美味しく味わえるように工夫されているようです。

戦争論(上巻)

クラウゼヴィッツの名著です。学生時代に読もうと挑戦し、上巻の途中であきらめましたが、今回は、デカルトやらショーペンハウエルを読んで慣れていたことが幸いしたか、時間はかかったが読み終えることができました。ただし、まだ上巻です。次は中巻。

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研究と観察、理論的思索と経験とは、互に軽蔑しあってはならない、まして排斥しあうべきではない、理論は経験を保証し、経験は理論を保証するのである。」P.20
なんていうのは哲学書っぽいところがあります。カントだったかで似たような論述を見たような気がします。

まず最初に戦争とは、という議論を展開します。このあたりは有名です。
戦争とは手段」「戦争は政治的行為」(P.56)、「戦争は政治におけるとは異なる手段をもってする政治の継続にほかならない」(P.58)
注)ここにいうところの政治は、内政ではなくてもっぱら外交を意味する

P.142あたりで戦略と戦術の違いを説明しています。
数年前の社内ビジネス研修で「実は、戦略と戦術に違いはないんです」みたいなことを言った講師がいまして、ホントに?って思ったんですが、今回、納得できました。クラウゼヴィッツは区別しています。その講師に再会したら質問してみよう。

時間における兵力の集中(P.314)は興味深い。兵力の小分け投入は避けるべきと思っていましたが、この本では、戦術的には差し支えないとしている。ただ、これは現代でもそうなのか、ちょっとわからず。

国民の堅強な性格と戦争に完熟することとが、不断の交互作用によって互に保ちあうときにのみ、国民は国際政治の世界において強固な地位を保つことができる」(P.286)なんていうのは、いかにも19世紀のヨーロッパの陸軍軍人っぽい。

あと、奥さんの丁寧な序文が泣けます。とても仲の良い夫婦だったんでしょう。

 

 

2019年度 東海吹奏楽コンクール 中学校A編成

今日は東海大会、会場は静岡のアクトシティ浜松、車で2時間かけて出向き、午後の部を開成中から東北中まで聴いてきました。
朝日新聞社賞は日進西中。全国大会出場は東北中日進西中開成中の3校でした。

日進西と開成は昨年も全国大会へ出場していましたが、東北中は昨年は東海大会には出てきていないはず、大躍進です。おめでとうございます。
午後の部のなかでは、天竜中の迫力に圧倒されました。演奏終了後、客席がざわついていました。「すごい、、、何あの迫力、、、」って感じでした。浜松のホールが良く響くから、というのもあったんでしょうが、強烈でした。代表を獲れなかったのは残念です。

三重県勢は、南中:銀賞、内部中:銀賞、朝明中:銅賞でした。
南中と朝明中は午前の部でしたので聴けず。
内部中は昨年おととしと2年連続の銅賞でしたが、今年は一歩前進です。今年の内部中は金管がGoodでした。Tp、Hr、Euph、それぞれきっちり仕事をこなしていたので木管とのバランスが非常に良くなっていました。あと、弦バスが抜群に良かった。他校とはキレがまるで違いました。※内部中は一年生が何名か出場していたようです。それも打ではなく管で。入部してまだ3か月ちょっとのはずですが、どれだけ練習したんだか。ファゴットなんて確実に未経験者と思うんですが。来年がさらに楽しみです。
また、聞くところによると朝明中は創部以来初の東海大会出場だったそうです。(三重県大会で金賞を取ったことも十数年ぶりだったらしい。)こちらも来年が非常に楽しみです。

 

各校の結果は以下の通り。

浜松市立南部中学校 
碧南市立南中学校 
上田市立第二中学校 
大垣市立東中学校 
四日市市立朝明中学校 
四日市市立南中学校 
松本市梓川中学校 
浜松市立湖東中学校 
日進市立日進中学校 
日進市立日進西中学校 金 朝日賞 代表
春日井市立中部中学校 
名古屋市立植田中学校 
浜津市立開成中学校 金 代表
神戸町立神戸中学校 
松本市立鎌田中学校 
浜松市天竜中学校 
岡崎市立北中学校 
四日市市立内部中学校 
池田町立池田中学校 
長野市立東北中学校 金 代表

 

今回の大会では、パラフレーズ・パァ≪スタティック・エ・エクスタティック≫アヴェック・アン・プロローグ・エ・レピローグを神戸中、鎌田中、内部中の3校が演奏していました。が、内部中だけは編曲が違ったようです。内部は、打楽器のイントロの後で金管高音が第一音を出していました。(他の二校は冒頭は木管が吹いていました。)金管の第一音がピタッと決まっていましたので好印象となったように思います。

中日新聞から

中日新聞(2019/8/18)から。
昨夜、飛騨高山の中部電力変電所で火災が発生、原因を調査中。
原因は、男女高校生2人によるダイナマイトを用いた爆破でしょう。たぶん。

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ネタは置いておいて、あらためて、2019/8/14の中日新聞から。久しぶりのオスプレイ記事です。
オスプレイが住宅地側に銃口」というタイトルの記事が掲載されていました。横田基地の周辺を飛行するオスプレイ(CV-22)*1の後部ランプが開き、機関銃の銃身らしきものが見えている写真を載せ、それが斜め下を向いていることから、住宅地を狙っているのでは?と書いています。地元研究家のコメントとして「間違いなく銃口」とも書いています。

確かに、私も機関銃の銃身だと思います。別に機密事項ではないです。オスプレイの後部ランプにM240機関銃を搭載可能であることはウィキペディアにも書かれています。ホイストクレーンのアームとかそういうたぐいのものではないでしょう。
横田基地のCV-22は戦闘捜索救難などの特殊任務に使われる機体です。敵地に取り残された味方パイロットを救出する際に敵と交戦することは大いにあり得ます。そのための武装であり、当日は地上制圧訓練の帰りだったのでしょう。
ただし、銃口が下を向いている=住宅地を狙っている、ということではないと思われます。機関銃を固定したら銃口が斜め下を向いただけと思います。

とはいえ、地上からみたら、銃口が自分に向けられているのは(たとえ弾が装填されていないとしても)気分が良いものではありません。不安に思われるのは当然です。万一装填されたままだったら、何かの拍子に誤射/暴発しないとも限りませんし。
たとえば、銃口を上を向けて固定して飛行したら不安は緩和されるように思います。あるいは銃身にカバーをかけるとか。これくらいなら明日からでもできそうです。

中日新聞も、もう少し、建設的な提案を記事に書き加えてみてはいかがかと思います。不安をあおるだけの記事では、正直なところ、つまらないです。



なお、安全第一を旨としているらしい自衛隊であっても、誤射は何回もしています。私の記憶にある限りでも、すなわち平成の20年くらいの間だけでも、
・ハワイ沖でのリムパック演習で、護衛艦CIWSが照準を間違え、米軍機を撃墜
舞鶴で、停泊中に護衛艦CIWSを整備していたら、抜弾確認を忘れていて誤射、それも陸側に。
・F-4EJファントムの20mm機関砲が、訓練飛行中に誤作動し、演習場付近一帯を掃射
滋賀県の演習場で、81mm迫撃砲の照準を間違え、場外の舗装道路を砲撃
といった具合。

ファントムは機械の誤作動、CIWSの2件と迫撃砲は人為的ミスだったはず。
ハワイ沖の誤射は「日本艦が米軍機を撃墜したのは真珠湾攻撃以来」とネタにされていました。パイロットが無事だったのでジョークにできただけで、重大ミスです。

人は必ずミスをします。安全装置だけに頼るのではなく、銃口を上に向けるとか、そういうプラスアルファの工夫があっても良いと思います。

 

 

 

*1:ようやく中日新聞横田基地のCV-22が特殊作戦用途の機体であることを解説に載せました。次は具体的な特殊作戦の内容の解説、およびMV-22との違いを解説してほしいです

「指輪物語」完結

第三部「王の帰還」 ようやく終わりました。全部で10時間、長かった。
指輪を葬ることでサウロンは滅び、闇の軍隊も四散して、人間が勝利を収めました。
旅の仲間のなかで、MVPはサムです。彼がいなかったらどうなっていたことか。フロドの冒険ではなく、サムの冒険です。本当のところは。
サントラを買いたい。

それから、グレイテスト・ショーマンのDVDを借りてきました。川越高校定期演奏会でメドレーを吹いていたので映画を観たくなったので。最後の最後までバッドエンドとしか思えなかったのですが、ラストでみんなが救われたのが良かった。
お気に入りはThis is Me。 こちらはサントラではなくてDVDを買って車内で聴きたい。

夢と魔法の国 雑感

  • ビックバンドビート(TDS
    7、8年前に見たことがありまして、もう一度見たいと思っていました。
    ミドルエイジのおじ様たちによる素晴らしいジャズでした。ビックバンド編成はTpが3、Saxが4、Tbが3、ピアノ、ウッドベース、ドラム。A.Saxは途中でClに持ち替えていました。
    ミッキーは最後に登場してSing, Sing, Singでドラムを叩き、さらにダンスを披露します。決して動きやすいとは言えない体形で両方をこなすのは相当に大変と思います。惚れました。
  • マーチングバンド
    颯爽と笑顔で登場し、さらっと演奏して去っていきます。が、演奏のクオリティがなにげに高い。TDLTDSで何回か聴きましたが、Tpの高音は何度聞いても素晴らしかった。良く響いていました。そのほか、Sax、Tb、スーザフォン、ドラム、皆さん酷暑&多湿&朝一と悪条件が揃っていても手を抜かない、プロです、しびれました。

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    TDSスーザフォン。気温が高いからチューニング菅抜きまくり。
    翌日、TDLで見かけたスーザフォンはこれよりもさらに抜いてました。猛暑の中で演奏するのは大変。