Kawataka’s diary

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2016年度吹奏楽コンクール関西大会 高校A編成 北宇治高校(京都府代表)

2016関西大会(@ロームシアター京都)、聴いてきました。感想など。*1

京都府代表 北宇治高校】:課題曲「マーチ スカイブルードリーム」 自由曲「リズと青い鳥

 時間の都合で自由曲だけでした。課題曲も聞けたら良かったのですが。
50名を超える大人数、支える低音はユーフォ×3、チューバ×3、弦バス×2、さらにファゴット×2。Euphはたいていは2本の学校が多くて、3本乗せる学校はあまり見ないです。Euphにこだわりがあったんでしょう。コントラファゴットが持ち替えで出てきました、珍しい。学校備品にあったんだろうか。
自由曲はもともとは4楽章編成ですが、それをコンクール向けに編曲していました。個人的には第四楽章のユーフォのソロが素敵と思っていますが、同校は第四楽章のユーフォのソロは切って第三楽章のオーボエソロをメインに持ってきていました。よほどオーボエに自信があったようです。

実際、オーボエは非常に素晴らしかった。まさに独断場でした。そしてフルートはオーボエのソロをよく支えていました。(もうちょっと目立ってくれたらベストでした。)
地味ですが第2楽章頭のコントラファゴットとの掛け合いや、要所要所で締めたピッコロも良かった。

パーカッションは美味しいところが多かったようです。ティンパニ、タム、サスシン、、、。なかでもハープは目立っていました。もしかしたらフルート以上にオーボエをサポートしていたのではないでしょうか。
冒頭のトライアングルはカットした?ぼーっとしてたら聞き逃しました。

Tp達は高音を頑張って出してました。金管は全体にそつなく綺麗にまとめていたと思います。
上位入賞する学校は例外なく金管が上手です。北宇治高校も金管高音の出来が良かったので金賞は妥当、決してまぐれではなかったと思います。(支部大会で金賞を取るのは結構大変なことです)。
ただ、全国大会に出れるかどうかは実力だけでは決まらず、運にもよります。出れたらラッキーで、出れなかったら運が無かった、っていう感じで納得してはどうかと。昨年は、たまたま大阪の実力校がエスクラのソロでミスったというまさかの出来事がありましたし。(なお、その高校は雪辱を果たし全国出場を決めていました。クラリネットの担当者は一年間大変な思いを引きずったと思います。)

まあ、2017年に期待です。

 

 

 

 

 

*1:映画 「劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」より イオンシネマ鈴鹿 スクリーン4