Kawataka’s diary

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愛知県 旭丘高校吹奏楽部クリスマスコンサート

ご縁があって、旭丘高校吹奏楽部のクリスマスコンサートへ行ってきました。

会場はウィルあいち、13時開演で15時過ぎまで10曲程度で、+OBバンドの4曲を楽しめました。700人収容のホールで入場は百数十人くらいか。決して多くはないけれど強豪校ではないことを加味すればまずまずの人数かと思います。

同校の吹奏楽部は1,2年生合わせて22もしくは23人(!)超絶少人数でした。驚きました。TubaとEuphは1本ずつで弦バスはなし、Tpが3本、Hrが2本、Flが1本でClが2本、本当にミニマム編成、これ以上減らせるところがあるか?っていう感じでした。
ですが、ちっとも人数不足を感じさせない迫力ある素晴らしい演奏でした。特にTpが良かったです。3人とも信頼感抜群で安心して聴けました。たまに、コンサートでTpに不安を抱える学校があります。Tpが不安定で、旋律を吹いていても次の音を外すんじゃないかと聞いていてハラハラするんです。そんな心配が全くなかった。素晴らしい。

それからTuba、最初から最後まで(OBステージまで!)一年生が一人で低音を支えていました。さすがにOBバンドではエレキベースが加勢するんじゃないかと思っていましたが、そんなこともせず。頑張ってました。OBステージは最後ちょっと疲れていたかも。仕方ないです、本当にお疲れ様。

パーカッションはもう少し練習するとよいかと。といっても演奏ではなくて、スティックの持ち上げのときの雑音やドラにむやみに触れて音出したりとか、ああいうのは意外に気になります。上手い学校はスティックの持ち方ひとつとっても細心の注意を払っています。見習って細かいところに注意できるとさらに上を目指せます。シュガーソングとビターステップ、ドラムが結構うまかったです。

Cl、2本では何ともしがたいところはあるでしょうが、金管高音が上手いだけにそれに負けないように音を出していきましょう。来年はもう1本くらい増やしたいところ。あとFlも1本絶対欲しい。
学生指揮者はみんなを乗せる上手い指揮だったと思います。見せて魅せるのは良いです。


夏のコンクールでは金管が上手い学校は例外なく上位入賞していますから、旭丘高校が今年のコンクールでプライマリー部門で県大会出場というのも決してまぐれではなく実力だったと思います。せめてあと5~6人いたら大編成で勝負掛けられたのに。。。もしかしたら県大会で金賞くらいは行けたかもしれない。。。

お疲れさまでした。


アンサンブルのSax4重奏、もっとお互いの音を聞いてみてはどうかと。1+3になってしまっているのでは?