Kawataka’s diary

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中部日本吹奏楽コンクール 中学校大編成 県大会

今日は、中日コンクール県大会でした。大編成は3校、内部中学、朝陽中学、南中学と朝日コンクールの金賞校が勢ぞろいしました。結果は、三校とも金賞、代表は南中学と決まりました。
内部中学は木管が綺麗に響いていました。朝日コンの東海大会よりもうまく聞こえたけど、生徒はどう感じたのかな?
朝暘中は40名台で決して人数多くないのですが、上手くまとめていました。さすが、県代表になっただけのことはある。
南中学は、いつも通り金管に迫力あり。ボリュームのある南中学が頭一つ抜けていたかと思います。ただ、課題曲の強弱メリハリを利かせたのは、どんな印象を審査員に与えたのかな?ちょっとくどいかも、と思いましたが。
3校とも金賞に値する上手な演奏でした。(三重文の響かせ方をよく知っている、というのもあったかも。東海大会のセンチュリーホールよりも響いて聴けました)


最後の講評であった通り、入部してから最長の子でも2年半くらいでこのレベルまで合奏できるようになるのは、本当に凄いことだと思います。みんな、入部した時は、楽器と言えばリコーダーかピアニカ、ピアノくらいしか弾けなかったはずなんです。ピッチが高いって何?っていう状態だったはずです。それが、2年間毎日朝夕練習すると、木管でも金管でも難しい楽器を普通に吹きこなし、さらに合奏することができるようになっている。打楽器セクションはメトロノームのように正確にリズムを刻み続けることができ(指揮者がいなくても)、管楽器達はピッチの高低なんて当たり前のように判別してチューニングでは完璧に音を合わせられる。コンクール本番も、指揮者の動きを見逃さず、自分に何が求められているかを瞬時に理解し、曲を作り直す、立て直せる。
中学生の潜在能力に、感動します。

 

内部中学の髙橋先生が、演奏後、客席に向かって礼をした後で、生徒の方を振り返って軽く頭を下げたのが印象に残っています。髙橋先生が生徒に壇上で礼をしたのは初めてのような気がします。内部中学がこのメンバーで演奏することはもうないから(内部中学は去年おととしと本大会に出ており、3年目は本大会に進出できない)、2年間を振り返ってのいろんな思いを込めてのアクションと理解しています。
ご指導ありがとうございました。