Kawataka’s diary

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H30年度三重県吹奏楽コンクール 高校A編成

今日は、三重県吹奏楽コンクール高校A編成の部が開催されました。わが家のJKは出場しないのですが、打楽器の運搬の出役のため朝8時に三重文へ集合とのことで、車で送ってきました。ついでに演奏を聴こうということで、JK以外の家族でコメダで2時間つぶし、三重大学の演奏を聴いた後で、高校の部を、四日市高校、木本高校、神戸高校、皇學館高校、上野高校と聴いてきました。
高校A編成の演奏はどこも縦横がきちんとそろっているから安心して聴けます。
四日市高校:2年前の定期演奏会と同じなのですが、ちょっと物足りない。木管はイケているのだから、金管、頑張って。もっと安定して金管を鳴らせたらきっと違う世界が見えてくるはずです。
木本高校:上手でした。課題曲はスネアがやや後ろに置いて行かれた感じがあったけど。弦バス×4本&Tuba×3本という低音重視のパート編成が面白かった。金賞を獲ったと思いましたが結果は銀賞だったらしい。厳しい。
神戸高校:家族からは共感を得られないのですが、出だしは悪い意味でヤバいと思いました。途中から持ち直したという印象を受けております。オーボエは上手でした。課題曲&自由曲の前半はオーボエの演奏に助けられた感があります。あとはホルン、さすがです。それからFlが7~8本(?)あったと思います。フルートだけで8本そろえられるあたり、神戸高の層の厚さがわかります。
自由曲でスタンドチャイムの陰にTpを一人隠していました。客席からは完全に姿が見えず。チャイムを響かせたかった?パーカスの配置図通りなら良いのですが、配置をミスっていたら残念。
皇學館:震えました。コンクールモードの本気の皇學館が聴けました。これは言葉にできない。
演奏の途中で、Tp、Tb、Tuba、打楽器(グロッケン?)の4人が席を立って舞台の右端へ移動し、ついで右から左へ隊列を組んでマーチングしていました。その間、ほかのメンバーは演奏を継続。文章にしても何を言っているんだか全く伝わりませんが、座奏のコンクールでマーチングしてたんです、本当に。もうレベルが高くて。。。
上野高校:自由曲の「復興」は中学校A編成でも聴きましたが、当たり前ですが中学校の演奏よりも良かった。皇學館以外では一番まとまりがあり、そつなく演奏できていたのでは、と思います。ここも金賞を獲ったと思いましたが、銀賞だったとのことで??。厳しい評価です。
あと、最初に演奏した三重大学は、高校よりも頑張りが必要と思いました。就活、バイト、講義実験と高校生とは比較にならなくらい忙しいのだとは思いますが、もうひと踏ん張りです。高校生のお手本となることを目指してほしい。Tubaが弦バスへ持ち替え、TpがEuphへ持ち替え、いずれもあまり見ない持ち替えです。それなら弦バスとEuphを一名養成してもよかったと思います。人数枠はまだあるのだから。

 

木本高校の演奏時に、着メロを鳴らした人がいました。まずいことに、ちょうど演奏が静かなところだったので、ホールに響き渡ってしまいました。演奏者にも聞こえたかもしれません。聞こえていたらつらかったと思います。県代表をかけて真剣勝負してるんだから。
過去5年間、様々な会場でコンクールを聴いてきましたが、着メロが鳴り渡ったのは初めてです。←当たり前です。いつでもどこでも「携帯電話の電源は切れ」とアナウンスされています。入場時にちょっと気を付ければ済むことです。本当にあり得無いと思いました。反省してほしい。