Kawataka’s diary

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女王陛下のユリシーズ号

表題は第二次世界大戦前半のイギリス軍艦の戦いを描いた小説です。このGWに読み終えました。
極寒の北大西洋で、ソ連援助の船団を護衛する巡洋艦が主人公です。冬の北大西洋の護送戦は、Uボートとの戦いであり、長距離爆撃機との戦いであり、氷点下20℃を下回る寒さとの戦いであり、大しけの海との戦いです。護衛艦も輸送船も次々に沈められる悲惨な戦いが、続きます。凄まじい。

それにしても、英国海軍は反乱を起こした艦には非常に冷淡なことがよくわかりました。ボライソーの時代からまったく変わっていないようです。