Kawataka’s diary

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高校吹奏楽部 OB会

先月、案内をいただきまして、OB会へ出席してきました。Euph.の先輩お二人をはじめ一学年上の先輩方、それから同学年でEuph.を担当された方にお会いすることができました。四半世紀ぶりの再会でした。ローブラスつながりでいろいろと話すことができて楽しかった。皆さん、20数年前と全く変わらない様子でした。また数年前にEuphを再開されたという方もいて、羨ましい限りです。

当時は夏休みも返上して連日練習していた記憶がありますが、県大会で一位だった(順位は発表されないが、講評には点数が書いてあるので分かる)という話を聞きました。マジで?すっかり忘れていました。

ホルスト 吹奏楽のための第一組曲、第二組曲

この曲は古い曲ですが吹奏楽曲としては非常に有名で、今でも定期演奏会で聴く機会があります。私も、四半世紀前に、高校吹奏楽部で吹きました。

金管木管打楽器問わず全パートに見せ場があります。なので人気のある曲となっているんでしょう。特に、普段は地味なTubaにもメロディーがあるのは良いです。第一組曲シャコンヌの出だしと第2組曲のマーチの出だしはTubaの見せどころ。どちらの組曲も先陣切って吹くのがTubaっていうのが良い。ホルスト先生、金管低音の気持ちをよくわかっていらっしゃる。そして第2組曲のEuphのソロはすばらしい。さほど難しくはなく、Euphの柔らかな音色が響き渡る本当に素敵なメロディです。Euphが吹きたくなります。

 

先日以来、アマゾンで中古CDを買い漁っていまして、この曲のCDも200円ちょっとで購入することができました。アメリカからの輸入盤、指揮はFrederick Fennell、クリーブランド管弦楽団、1978年の録音。満足のCDでした。

(第2組曲のマーチのラストでTpが音を外しているような気もしますが、スコアが手元にあるわけでもなし、どれが正解かわからないので、気にしない。)

 

アマゾンの中古CDはお買い得です。状態に外れがあるときもありますが。

ジェネレーション・キル

アマゾンプライム会員でドラマが見放題なので、バンド・オブ・ブラザースに続きジェネレーション・キルを見始めました。イラク戦争アメリ海兵隊偵察大隊を主人公としたドラマです。が、あまり面白くない。というか、話の筋が非常にわかりづらい。編集でカットされているシーンがあるんじゃないかと思うくらいわかりづらい。下級兵士の立場だと、実際にこのくらいわけがわからないということなのかもしれませんが。

 

部隊は、あっちに行け、こっちに行けと言われて、車で行ったり来たりするだけで、偵察してるんだか闇雲に走り回っているんだかよくわからないし、大隊長は師団長の顔色を窺って命令を下すし、中隊長は指揮や戦術をまるで理解していないし、小隊長は捕獲したAKを乱射してみたりテンパって無線で喚いてみたり、もう無茶苦茶です。まともな幹部、下士官がほとんどいない。
でも、アメリ海兵隊ってこんな感じなんでしょうね。そうじゃないと、敵前上陸なんていう常識人では考えられないような危険極まりない作戦はやってられないんでしょう。

 

ロディア半額販売

近所の文房具屋さんでワゴンセールをやっていまして、覗いたらロディアのメモ帳が半額以下で売ってました。白色だけでしたが。
いつものNo.11が100円、No.12も100円、百均価格!。なのであわせて5冊、在庫を買い占めました。さらに、塩ビカバーを被ったNo.11が400円とこれも半額、2個買ってひとつは子供へ。
そのほか、ステッドラーの0.7mmシャープが200円、ステッドラー消しゴムが100円、マネークリップ(←昔から欲しかった)が400円、プラの眼鏡ケースが300円など、半額祭りでした。全部で2000円以上ですが、昔から欲しかったものが買えてよかったです。来週も、まだ在庫があれば行ってきます。

バンド・オブ・ブラザース5

第8話「捕虜を捕らえろ」 次第に終戦が見えてきつつあるのに、大佐の思い付きのような命令で無駄な戦闘を引き起こし、兵員を無駄に失う空しい話です。だいたい、最前線で監視任務についているドイツ軍の下士官兵が、どんな重要情報を持っていると思ったんでしょう。せいぜい、部隊の士気とか前線周りの配備状況くらいでしょう。夜間にベテランパラシュート兵を15名も派遣する価値がないことくらい、最初からわかりそうなものなのに。

9話と10話では、戦闘はほとんどなし。戦う相手がいなくなり、軍紀が乱れる米軍と、負けても規律正しいドイツ軍の対比は、BBCによる米軍への当てつけかもしれません。少佐や大尉クラスなのに、銀食器をくすねたり朝から酒を飲んだりしていたら、しかもそれを部下の前でやっていたら、下士官兵は当然真似します。軍事品なら理由は後からこじつけられますが、民間人の食器を持ち出したら、それは窃盗であり、本来は軍法で取り締まるべきです。そうしないと規律が保てなくなります。
(現代の米軍ではこの辺りはうるさいらしく、ローン・サバイバーでは敵の武器を持ち帰っただけで懲役20年を食らうと言ってましたが)
特に飲酒はあり得ない。酔っぱらった状態で銃火器を携行するのは(しかも実弾も)きわめて危険です。何考えてんだか。


バンド・オブ・ブラザースを観ての印象としては、
当時の米軍のリーダーは、確かに合理的で勇猛果敢かもしれませんが、軍紀の重要さを理解していないという時点で大したことはなかった、というのが私の印象です。

中部日本吹奏楽コンクール 中学校大編成 県大会

今日は、中日コンクール県大会でした。大編成は3校、内部中学、朝陽中学、南中学と朝日コンクールの金賞校が勢ぞろいしました。結果は、三校とも金賞、代表は南中学と決まりました。
内部中学は木管が綺麗に響いていました。朝日コンの東海大会よりもうまく聞こえたけど、生徒はどう感じたのかな?
朝暘中は40名台で決して人数多くないのですが、上手くまとめていました。さすが、県代表になっただけのことはある。
南中学は、いつも通り金管に迫力あり。ボリュームのある南中学が頭一つ抜けていたかと思います。ただ、課題曲の強弱メリハリを利かせたのは、どんな印象を審査員に与えたのかな?ちょっとくどいかも、と思いましたが。
3校とも金賞に値する上手な演奏でした。(三重文の響かせ方をよく知っている、というのもあったかも。東海大会のセンチュリーホールよりも響いて聴けました)


最後の講評であった通り、入部してから最長の子でも2年半くらいでこのレベルまで合奏できるようになるのは、本当に凄いことだと思います。みんな、入部した時は、楽器と言えばリコーダーかピアニカ、ピアノくらいしか弾けなかったはずなんです。ピッチが高いって何?っていう状態だったはずです。それが、2年間毎日朝夕練習すると、木管でも金管でも難しい楽器を普通に吹きこなし、さらに合奏することができるようになっている。打楽器セクションはメトロノームのように正確にリズムを刻み続けることができ(指揮者がいなくても)、管楽器達はピッチの高低なんて当たり前のように判別してチューニングでは完璧に音を合わせられる。コンクール本番も、指揮者の動きを見逃さず、自分に何が求められているかを瞬時に理解し、曲を作り直す、立て直せる。
中学生の潜在能力に、感動します。

 

内部中学の髙橋先生が、演奏後、客席に向かって礼をした後で、生徒の方を振り返って軽く頭を下げたのが印象に残っています。髙橋先生が生徒に壇上で礼をしたのは初めてのような気がします。内部中学がこのメンバーで演奏することはもうないから(内部中学は去年おととしと本大会に出ており、3年目は本大会に進出できない)、2年間を振り返ってのいろんな思いを込めてのアクションと理解しています。
ご指導ありがとうございました。

バンド・オブ・ブラザーズ 4

第6話「衛生兵」、アルデンヌの森で寒さに耐えながらドイツ軍と対峙します。包囲されてあらゆる物資が不足する中、昼夜を問わないドイツ軍の散発的な砲撃で休息もできず、あまりの寒さで凍傷になりかけたり、やけっぱちになって歌を歌ってみたり、どうなってもいいやと夜間に焚火をしてみたり、負傷者を後送しても軍医がおらず、薬品もなく、とにかく苦労する話でしたが、決して戦線を突破されなかった。ドイツ軍も物資が不足していて押し切れなかったこと、連合軍は空から補給を受けられたこと、が大きかったのだと思います。

そして第7話、明けて1945年1月の頭、フォイの町を攻略します。中隊長の無能っぷりをしつこく描いていまして、観ていてつらい。上のヒキで中隊長になってしまった本人が一番困惑していたと思います。
同じようなことは現代の会社でもあります。適性を考えずに人事配置をして、あとは自分で何とかしろって言うのは人事権を持つ人の責任放棄と思います。また、ウインターズ大尉は他人事みたいに眺めていますが、軍隊ってあんなもんなんでしょうか。自分の直属の部下の一人なんだから、少なくとも「無断で前線を離れるな」くらいは指導すべきです。あの有様を放置したから、いざ総攻撃っていうときに中隊が崩壊して慌てることになったんです。下士官兵は被害者ですが、ウインターズ大尉は被害者では無いと思っています。むしろ加害者側。